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Beauty advice Do you know this?

vol.5

UVに使われる紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いはなんでしょうか?

UVに使われる紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いはなんでしょうか?

あなたのUVはお肌に負担になっていませんか?
お肌にとって紫外線はシミだけでなく老化を促進してしまう大きな要因です。
地球環境の変化から外出時は一年中紫外線対策が必要になってきていると言われております。

紫外線吸収剤とは

科学的に紫外線を熱などのエネルギーに変換し、肌の奥に紫外線が入り込むことを防ぐ成分です。

メリット

  • 汗に強く崩れにくい。
  • 少量でUVB(肌表面に影響する紫外線)をカットできます。
  • 吸収剤配合のUVは使用感が良く白浮きしにくい。

デメリット

  • お肌がデリケートな方には肌トラブルの原因になりやすい。
  • 肌への負担が大きいためベースとしては使いにくい。
  • 2~3時間おきに塗布する必要がある。

紫外線散乱剤とは

酸化亜鉛、酸化チタンなどが肌の上に膜をつくり、紫外線を跳ね返す成分です。
UVでお肌が痒くなったことがある方、肌荒れをおこしたことがある方、デリケートなお肌の方には紫外線散乱剤の方が適しています。

紫外線吸収剤より肌にやさしいですが、粉っぽくなったり、肌が乾燥する原因になったりすることがあります。

メリット

  • 肌への負担が少なくオールシーズンベースとしても適している。
  • 反射させるためUVAとUVBどちらも防御効果が期待できます。
  • こまめに塗布しなくても、一度の塗布で長時間効果が持続。

デメリット

  • 使用感では伸びがイマイチなので丁寧に塗布する必要がある。
  • 酸化チタンなどは青白い特性があり雑に塗ると白浮きしやすい。
  • 大量の汗には弱い。

海外では紫外線吸収剤の販売禁止、持ち込み禁止をしている国もあります。

その理由は、日やけ止めに含まれる一部の成分が、サンゴ礁に悪影響を与える恐れがあるからと言われています。

環境やサンゴ礁を守る

紫外線散乱剤OK

酸化チタン、酸化亜鉛などの天然鉱物を使ったノンケミカル処方
環境やサンゴ礁を守るために

サンゴ礁を白化、死滅

紫外線吸収剤NG

オキシベンゾン、オクチノキサートなど化学物質を使ったケミカル処方
日やけ止めが原因で、
サンゴ礁を白化、死滅に

  • パラオ

    パラオ (紫外線吸収剤、使用禁止)

  • フロリダ州

    フロリダ州 (紫外線吸収剤、販売禁止)

  • カリブ海、ボネール島

    カリブ海、ボネール島 (紫外線吸収剤、販売禁止)

  • ハワイ

    ハワイ (紫外線吸収剤、販売禁止)

  • タイ王国

    タイ王国 (紫外線吸収剤、使用禁止)

※各国の情報は変更する場合があります

UVはお肌に対しても、環境も考えて使用したいですね。
では日焼け止めの選び方のポイントは?

UVを選ぶときに、「SPF値」や「PA指数」を基準に選択することは間違いです。
SPF値(肌表面の紫外線をカットする時間)が高いから紫外線をカットする力が強いと思っている方も多いですがこれは誤りです。SPF1で約20分間何もつけていない状態より日焼けを遅らせることができる値です。つまりSPF20で6時間から8時間は紫外線を防御できるということを意味しています。指数が高いとお肌にも負担があると言われています。
SPF50や70というのはあまり意味がないことがわかります。
ちなみにPAはUVAのカット指数です。PAからPA++++まで防御する指数です。PA++で防止効果がかなりある。+++で非常にある。++++で極めてあるというわかりにくい数値ですが通常使いであればPA+~PA++で十分です。

紫外線吸収剤、紫外線散乱剤をどちらにしても選ぶときは、自分のお肌に合うかどうかを重視して決めることをお勧めいたします。

紫外線吸収剤を配合しない、ノンケミカルなUVをご紹介いたします。

ホワイトUVエッセンス

¥3,850(税込)

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ホワイトUVエッセンス
【オールシーズン対応】【ウォータープルーフ】30g
敏感肌の方でも使える安全処方(紫外線吸収剤、合成香料、鉱物油、パラペン、アルコール無添加)。植物エキス15種類
さらりとした使用感で紫外線をパーフェクトカットします。フラーレンをはじめとする美容液成分を配合してますのでオールシーズン美白をしながらメイク下地としてもお使いいただけます。
SPF30 PA+++ (お肌にダメージを与える高いSPFにはあえていたしません。充分紫外線カットできます、オールシーズン使える無駄のないUVです)